◆米女子プロゴルフツアー 朴セリ選手権 第3日(23日、米カリフォルニア州パロスバーデスGC=6258ヤード、パー71)
56位から出た古江彩佳(富士通)は6バーディー、1ボギーの66をマークし、通算4アンダーの15位に浮上した。44位から出た西村優菜(スターツ)は5バーディー、1ボギーの67と伸ばし、4アンダーの15位で並んだ。この日は同じ2000年度生まれ・ミレニアム世代の2人が2サムでプレーした。
古江は246ヤード(パー4)とティーが前に出た5番で1メートル強を決めてバーディーを奪うと、6番パー3で6メートル、7番パー5は2オンに成功し、3連続バーディー。後半も10番でバーディー後、16番パー5でバンカーからの第3打を1・5メートルにつけて伸ばすと、17番でボギー後の最終18番で3メートルのバーディー。強風の中で66と大きく伸ばした。
古江はラウンド後、WOWOWのインタビューで「風は後半(組)の人と比べたらマシかなとは思うけど、雨も降って難しかったと思う。その中でうまくラウンドできた。(西村と2サムで回り)LPGAではたぶん初めてのラウンドだと思うが、お互いにいいリズムでラウンドできて良かった。(最終日へ)天気はまた、風が強そうだが、うまく集中して上位目指して頑張っていけたら」と笑顔で話した。
西村は5番で4メートルを決めて、前半で1つ伸ばすと、後半は12番でボギーも13番パー3で5メートルを決め、ここから4連続バーディーと勢いに乗った。14番パー5でも伸ばし、15番は第2打を1メートルにピタリ、16番パー5は2・5メートルのバーディーパットを沈めた。
西村はWOWOWのインタビューに「朝、雨が降っていて、風もしっかりあったので、すごく難しいラウンドになると思っていたけど、うまく集中しながら18ホールを回れた。(2サムで)お互いにいいプレーができたのですごく良かった。古江選手のプレーもうまいなと思いながら見ていたけど、自分もそのプレーを見て頑張れたので良かった。明日も強風の予報なので難しいラウンドにはなると思うけど、しっかり集中して、あと1日頑張りたい」とうれしそうに語った。