
ティーショットを放つ石川遼(カメラ・谷口 健二)
◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ 第1日(2日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)
先週のISPSハンダ欧州・日本トーナメントで優勝した桂川有人(国際スポーツ振興協会)、2010年大会最終日で58をマークして優勝した32歳の石川遼(CASIO)、昨年のダンロップフェニックスで史上7人目のアマ優勝を果たして今季からプロとしてツアーに本格参戦している22歳の杉浦悠太(フリー)の注目組が前半の9ホールを終了した。
10番からスタートし、石川が12番パー4で、杉浦が13番パー3で、桂川が14番パー4で、それぞれバーディーを先行させた。
石川は難しい18番パー4でもバーディーを奪い、前半を2アンダーで折り返した。石川らの組がハーフターンした時点で、首位と1打差の2位と好スタートを切った。
杉浦は前半1アンダーで5位。桂川は18番でボギーをたたき、前半をイーブンパーで13位で折り返した。
首位は5ホール消化時点で3アンダーまで伸ばした小木曽喬(フロンティアの介護)。
今大会の賞金総額は1億1000万円、優勝賞金は2200万円。1960年に第1回大会が行われた伝統のトーナメントは、今年も名古屋で最も格式が高いとされているコースで争われている。