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6番ティーイングエリアで笑顔を見せる山下美夢有(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(3日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
2022年大会覇者の山下美夢有(みゆう、加賀電子)が25位から出て5バーディー、2ボギーの69で回り、通算8アンダーでホールアウト時点で、首位と3打差の暫定8位に浮上した。
1番でバーディー発進すると4番、5番で連続バーディーを奪い、2つ伸ばして折り返した。後半には14番でバンカーショットを30センチにつけて、流れを切らさなかった。「アンダーパーで回れたのは、明日にもつながると思う」と80点の自己評価をつけた。
2年前のこの大会(西コース)では初日に「64」のビッグスコアをマークして完全優勝。JLPGAツアー選手権リコー杯(22、23年)に続く、22歳277日でメジャー4勝目なら、畑岡奈紗に次ぐ年少2位の記録となる。今季初優勝を目指す残り2日間へ「明日以降も落ち着いてプレーできたら。しっかりマネジメントして、パー5で取れたら」と気を引き締め直していた。