桑木志帆、昨年涙の2位の雪辱へ単独首位発進 POの18番は「一番思い出した」


18番、ホールアウトし桜井心那とハグをする桑木志帆(右)(カメラ・今成 良輔)

18番、ホールアウトし桜井心那とハグをする桑木志帆(右)(カメラ・今成 良輔)

◆女子プロゴルフツアー 資生堂レディス 第1日(27日、神奈川・戸塚CC=6697ヤード、パー72)

 ツアー初優勝を目指す桑木志帆(大和ハウス工業)が7バーディー、ボギーなしの65をマークし、単独首位発進を決めた。昨年大会はプレーオフで敗れ、涙の2位。雪辱へ最高のスタートを切った。

 前半で3つ伸ばし、風が強くなり難度が増した後半でも、バーディーラッシュとした。「一番思い出した」という最終18番。昨年のプレーオフはバーディーを奪えず惜敗しただけに、「絶対バーディーが取りたい」と気合いを入れた。残り133ヤードからピッチングウェッジでピン真横1メートルにつけ、最後もスコアを伸ばして初日を終えた。

 2週前のニチレイレディスでも首位発進。だが、その時は調子が悪く「よく分からない感じだった」。今週はショット、パットともに好調。「この位置にいられるのは嬉しい。あと3日あるが、少し余裕があると思う」と充実の表情を見せた。

 午前スタートの28日は朝から雨予報。「今日みたいなゴルフは出来ないと思うんですけど、崩れないことが一番。赤字で上がれたら」と連日のアンダーパーで昨年のリベンジと、悲願の1勝を目指す。

最新のカテゴリー記事