
日米対抗ソフトボールで始球式を行った渋野日向子(カメラ・富張 萌黄)
女子ゴルフの渋野日向子(サントリー)が6日、静岡・富士山スタジアムで行われた日米対抗ソフトボールで始球式を行った。小学2年からソフトボールに励み、6年時には4番・エースとして活躍。公式戦では初めての始球式ながらノーバンでキャッチャーミットに投げ込んだ。「緊張はしていたんですけど、ノーバンで行ってくれて良かった」と満面の笑みでグラウンドを後にした。
前週は米ツアーに出場。その後、2日に日本に帰国した。「今回、球場に来られているので、ソフトボールファンの皆さんに迎えていただけてすごくありがたいなと感じた。自分もゴルフと一緒に、ソフトボールも盛り上げていけたらいいなと感じる一日」と普段とは違うフィールドながら、4か月ぶりの日本の雰囲気を味わった。始球式後はスタンド席で日米両チームの応援に精を出した。
2028年ロサンゼルス五輪でソフトボールが復活することにも喜んでいるという。「ソフトボールと野球も開催されるということで、ソフトボールファンの私にとってはすごくうれしいこと。自分もいつか(ゴルフで)日本代表として五輪に出たい気持ちもあるので、皆さんと一緒に出れるように頑張りたい」と4年後の五輪代表への意欲も見せた。
次週は今季メジャー第4戦、エビアン選手権(11日開幕、エビアンリゾートGC)に出場する。7日はフランスへ向けて出国するハードスケジュール。米国からの時差ボケも残っているが、「時差ボケ取ったところでフランスなんで、また違う時差が(ある)。リフレッシュとともにパワーもいただいているので、しっかりメジャーに向けて頑張りたい」と疲れを見せずに5メジャータイトル獲得へ意気込んだ。