
プロアマ戦で笑顔を見せる政田夢乃(カメラ・今西 淳)
◇女子プロゴルフツアー NEC軽井沢72 プロアマ戦(14日、長野・軽井沢72G北C=6625ヤード、パー72)
25歳の政田夢乃(なないろ生命)がツアー初優勝へ、1年前のリベンジを目指す。昨年は単独首位で迎えた最終日の18番で第2打をグリーン左の池に入れ、痛恨のダブルボギー。1打差2位に終わり、悔し涙を流した。「あのときはなんかもう、がむしゃらにやっていただけだった。今年は新しい気持ちで臨みたい」と意気込みを語った。
「やっぱり悔しいという思いはあった。すべて最終日の最終ホールのセカンドショット。ああいう状況になると、緊張したりもあった。でもだいぶ自分らしいゴルフでもできてきたし、左が池でもあまり気にせずに打てるようになった」とこの1年の成長を実感している。
「少し飛距離が伸びたので、(セカンドショット以降の)番手も短い番手で打てる。今週はパターの感覚もいい。いろんな経験をして、だいぶ強くなったかなと思う。去年の自分を超えたい。そこを一つの目標にしたい」。真夏の軽井沢で、今年こそうれし涙を流す。