平田憲聖 2度の池ポチャも首位浮上「最後にご褒美が来た」通算14アンダーで決勝ラウンドへ


9番、グリーン上でラインを読む平田憲聖。この日は4アンダー、トータル14アンダーで首位タイ(カメラ・渡辺 了文)

9番、グリーン上でラインを読む平田憲聖。この日は4アンダー、トータル14アンダーで首位タイ(カメラ・渡辺 了文)

 ◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第2日(20日、兵庫・有馬ロイヤルGCロイヤルC=7100ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、首位と1差2位発進した平田憲聖(エレコム)は、4バーディー、ボギーなしの68でホールアウト。通算14アンダーとし、首位に立ったが「ピンチはしのげたけど、チャンスは全く生かせなかった。もったいないところがたくさんあったので、課題の残るセカンドラウンドでした」と、反省の言葉を並べた。

 62をたたきだした初日から一転、我慢のプレーが続いた。前半7番と後半15番では池に入れ「自分で良くない方に持っていってしまった」と平田。ただ、ここをともにパーでしのいだ。最終18番は、バンカーからチップインバーディー。首位でフィニッシュし「我慢してたので、最後にご褒美が来たのかなと思います」と笑顔で振り返った。

 今季4勝目を狙い、同じく首位の勝俣陵(JPアセット証券)、1差3位の阿久津未来也(フリー)と同組で決勝ラウンドを迎える。平田は「接戦だと思うので、明日から本当にいいゴルフをしないと上位では争えない。でもやることはいつもと変わらず、気持ちを切り替えて、明日を迎えたいです」と意気込んだ。

最新のカテゴリー記事