松山英樹「プレッシャーはある」 パリ五輪銅メダルから“凱旋”


練習ラウンドで力強いドライバーショットを放つ松山英樹(カメラ・今西 淳)

練習ラウンドで力強いドライバーショットを放つ松山英樹(カメラ・今西 淳)

◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 練習日(22日、千葉・アコーディア習志野CC=7079ヤード、パー70)

 2021年大会覇者の松山英樹(LEXUS)は22日、会場で公式会見に出席し「ここでプレーするのはすごくいい思い出があるし、日本でプレーすることは楽しみ。僕の中でも(特別な)イベントの一つなので、頑張りたい」と意気込みを語った。

 この日は久常涼(SBSホールディングス)とインコース9ホールをラウンド。大勢のギャラリーを引き連れた。14番パー5で第2打を3ウッドでグリーン右手前まで運びバーディー。最終18パー5でも1メートル半を沈めてバーディーで締め、観客を沸かせた。「ラフはそんなに長くないけど、密集していてとてもタフなコンディションになっている。フェアウェーをキープしないと厳しい戦いになる」と話した。

 米国選抜と世界選抜(欧州を除く)が争う団体対抗戦、プレジデンツ・カップ以来約1か月ぶりの実戦を迎える。その間の3週は疲労が蓄積した体を休めつつ、ラウンドは1回のみ。「本当に何もしていないので、なんとも言えないけど、残り2日でいい状態にできるように頑張りたい」と口にした。

 日本でのプレーは今季初。今夏のパリ五輪は日本男子初の表彰台となる3位に入り、メダリストとして注目を集める母国での一戦に「今週も同じようにいいプレーをしないといけないというプレッシャーはある」。2019年から主催するZOZOと米ツアーの6年契約は今年で終了する。「もちろん優勝を目指してやっているけど、そうじゃない目標もある。自分がやりたいことをどこまでやったらいいかをしっかりと検討しながら、結果につなげていければ」。シーズン3勝目へ、応援を力に変える。

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