渋野日向子 終盤失速で16位後退も「まだ上に行けるチャンスはある」


渋野日向子

渋野日向子

◆米女子プロゴルフツアー HSBC女子世界選手権 第2日(28日、シンガポール・セントーサGC=6779ヤード、パー72)

 7位から出た渋野日向子(サントリー)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72と伸ばせず、通算1アンダーの16位に後退した。ホールアウト後、中継局のインタビューに応じ「2ホールもったいないのがあったので、そこだけすごく悔しい」と唇をかんだ。

 1番で6メートルを沈めてバーディースタート。5番でも伸ばし、9番は左奥1メートルにつけて、前半を3アンダーで折り返した。グリーンを外すホールも、アプローチとパターでしのいでいたが、終盤に流れが変わった。15番パー3ではティーショットをグリーン左の池に打ち込み、3打目も乗せられず。4オン1パットでダブルボギーをたたいた。続く16番パー5も2打目がペナルティーエリアへ。4オン2パットでスコアを落とした。「自分の体がうまく動かなかったのがミスショットの原因だったので、そこが悔しい」と話した。

 第1ラウンドで課題としていたティーショットと、パッティングは「昨日より良くなっている」と納得している様子だ。週末2日間を残し、トップとは6打差。「まだ上に行けるチャンスはあるので、悔いの残らないように頑張りたい」と前を向いた。

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