◆米男子プロゴルフツアー バルスパー選手権 第2日(21日、米フロリダ州・イニスブルック・リゾート=7352ヤード、パー71)
第2ラウンドが行われ、38位から出た久常涼(SBSホールディングス)は7バーディー、2ボギーの66をマークし、通算5アンダーで2位に浮上した。米ツアー初優勝へ向け、首位と1打差で週末へ向かう。ホールアウト後、中継局のインタビューに応じ、「出だしからいいバーディーでスタートでき、後半もいいバーディーが取れたので良かった」と振り返った。
10番から出ると、いきなり連続バーディーと、好スタートを切った。1つ伸ばして折り返すと、1番パー5で1・5メートルのバーディーパットを沈めた。2番は落としたが、3番で8メートルをねじ込み、バウンスバック。5、6番はショットでチャンスにつけ、8番では9メートルを決めて、7バーディーを量産した。
この日のパーオン率は77・78%で2位。アインアンショットの精度とパッティングがかみ合い、好スコアにつなげた。「後半はつく位置も良かったので、パターが入ってきて良かった。あしたも頑張ります」と静かに意気込み、米ツアー初Vを見据えた。