渋野日向子「最悪なスタート」「見苦しいゴルフで申し訳ない」 トリプルボギーなど乱調、62位に後退


◆米女子プロゴルフツアー ブラックデザート選手権第3日(3日、米ユタ州・ブラックデザート・リゾートGC=6629ヤード、パー72)

 新規大会の第3ラウンドが行われ、7位から出た渋野日向子(サントリー)は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの78で回り、通算3アンダーで62位に後退した。

 強風が吹き荒れる中、1番は第1打を左に曲げ、3オン3パットでダブルボギーをたたいた。2番でも第1打を曲げ、グリーンに乗せるまで第5打を要すなどトリプルボギー。出だしの2ホールでスコアを5つ落とした。

 6番で初バーディーを決めたが、後半の13番、15番、17番でボギーを打つなど苦しんだ。第2ラウンドは13番、14番で2連続イーグルを奪うなど7位に浮上した中、この日は62位に後退した。

 渋野は、大会を中継するWOWOWのインタビューで「本当に最後まで見苦しいゴルフをしてしまって申し訳ないなと思う」と振り返った。

 ―第3ラウンドを振り返って。

 「本当に最後まで見苦しいゴルフをしてしまって申し訳ないなと思う。出だしがかなり手こずってしまったので、最後までどうしていいか分からない感じだった」

 ―スタート時から強風が吹いた。

 「1番、2番が一番苦手なホールではあるので、余計、すごく焦ってしまった感じはあった。本当に最悪なスタートダッシュだった」

 ―その後はショットが安定していた。

 「6番でバーディーが来てくれて、7番で短いのを外してしまってたので、そこが入ってくれれば変わったかもしれないけど、そこからパッティングも慎重になりすぎてしまって打ち切れないことが多かった。後半も風が出だしたりして、本当にどうしようと思いながら回ってた」

 ―風のジャッジが難しかった。

 「サイドも前後の風も強かったので、すごく番手選びも大変だったけど、自分の心の中の整理をすることが最後までできなかったので、スコアに出てしまった」

 ―16番はバーディーを奪った。

 「流れ的に入るとは思わなかったけど、入ってくれて良かった。その後すぐにボギーだったので、台無しだなと思う」

 ―最終日に向けて。

 「しっかり切り替えて、明日頑張ります」

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