◆米男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権 第2日(16日、米ノースカロライナ州クウェイルホロー・クラブ=7626ヤード、パー71)
60位から出た松山英樹(LEXUS)は1バーディー、3ボギーの73とスコアを落とし、通算3オーバー、暫定91位のカットライン圏外でホールアウトした。
10番パー5で3メートルを沈めてバーディー発進を決めたが、序盤はティーショットが左に行く場面が続き苦戦を強いられた。
11番は第1打を左に曲げたが、木に当たってフェアウェーへ。232ヤード残った第2打はグリーン右へのミスショットとなったが、3メートル弱残ったパーパットを沈めた。12番は左ロープ外からグリーンを捉えてパー、13番パー3はグリーン左ラフから寄せ、しのいだ。
14番は4メートルのパーパットがカップ右を抜けた。終盤3ホールの難関「グリーンマイル」は16、17番をパーとしたが、18番でグリーン手前からのアプローチが2・5メートルオーバーしてボギーを喫し、2オーバーの暫定72位で折り返した。
第1ラウンド後に「スコアを伸ばして上位と差を縮めないと難しいと思うので、切り替えて頑張りたい」と話した松山だったが、カットラインが気になる位置で迎えた後半も、1番から4ホール連続でグリーンを外すなどピンチが続いた。
3番で6メートル、6番パー3では2メートル半を沈めるなど、しぶとくパーを拾い続けたが、暫定75位で迎えた最終9番でティーショットは左へ。木の根元近くからの第2打は横に出すだけとなり、残り184ヤードの第3打はグリーンを捉えたが、10メートル近いパーパットが残りボギーとなった。