吉本ここねが首位キープ「ベストを尽くす」 プロ8年目の25歳が初Vかけて週末へ…女子ゴルフ


11番でティーショットを放つ吉本ここね (カメラ・堺 恒志)

11番でティーショットを放つ吉本ここね (カメラ・堺 恒志)

◆女子プロゴルフツアー 資生堂・JALレディス 第2日(4日、神奈川・戸塚CC=6766ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、プロ8年目で初優勝を狙う25歳の吉本ここね(不二サッシ)が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算6アンダーで首位をキープした。

 前半の12番でボギーをたたいたが、13番パー5は7メートルのロングパットをねじ込んでバウンスバック。15番で落とした後、18番は3メートル、後半の2番は30センチに乗せる好ショットでバーディーを重ねた。

 吉本は「ティーショットが荒れていた。最初はラフばかりで…。前半は苦しかったけど、一日を通してパッティングが良かった」。パットが好調な要因について「アライメント(ターゲットに対する構え)がすぐズレるのが課題で、感覚が戻ってきた」とかみしめた。

 第1回大会の2019年にコンビを組んだハウスキャディーと再タッグ。コースを知り尽くす相棒のサポートは大きい。「傾斜とか、アンジュレーション(起伏)がけっこうあって迷うこともあるので、けっこう聞いて教えてもらった」。13番はスライスしてフックする難しいラインのバーディーパット時に助言を受け、7メートルを決めきった。

 初日から67、71で首位をキープした。念願の初優勝がかかる週末に向けて「(成績は)特に意識してない。ベストを尽くしたい」と言い切った。

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