
通算9アンダーで8位に入った尾関彩美悠(カメラ・今西 淳)
◇女子プロゴルフツアー NEC軽井沢72 最終日(17日、長野・軽井沢72G北C=6625ヤード、パー72)
13位で出た尾関彩美悠(JFEスチール)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算9アンダーで8位。今季初のトップ10フィニッシュで終えた。
17番パー3で9番アイアンを握った第1打をピン左1メートル半につけ、18番でも115ヤードの第2打を1メートル半に運び連続バーディーで締めた。「今日は最悪でもトップ10に入れるように頑張ろうと思っていた。ショットはまだ良くないけど、トップ10に入れたので今日は100点のゴルフ」と笑顔で振り返った。
今季は前週までの20試合で決勝ラウンド進出は7度と苦しい戦いが続いていた。「気持ち的にもトップ10というのは自信がつく。今日崩れなかったことが一番自信になった。目標は優勝なので、優勝を狙いつつ、自分のベストのプレーを、全力で出しきっていきたい」。ツアー2勝目へ、軽井沢で浮上のきっかけをつかんだ。