16歳のアマ・長崎大星がマスターズ出場王手「一打一打を大切に」 石川遼超え日本勢最年少懸け最終日へ


長崎大星

長崎大星

◆男子ゴルフ アジア太平洋アマチュア選手権 第3日(25日、ドバイ・エミレーツGC=7289ヤード、パー72)

 4位で出た16歳の長崎大星(宮崎・勇志国際高)が8バーディー、1ボギーの65をマークし、通算17アンダーに伸ばし、後続に5打差の単独首位に浮上。来年4月のメジャー、マスターズ出場に王手をかけた。

 ホールアウト後に「今回の試合は一番自分の中でフォーカスができた試合。3日間いいスコアで上がれたことはすごくうれしい。ずっとマスターズを目指しているので、明日は一打一打を大切に頑張りたい。自分のゴルフをコツコツやりたい」と話した。

 今年の日本アマチュア選手権2位の長崎は2009年10月4日生まれ。16歳6か月での出場となれば、2009年の石川遼の17歳6か月を更新する日本勢最年少となる。

 首位で出た中野麟太朗(早大)は71で回り、12アンダーの2位。10位で出た片野貫一朗(光英VERITAS高)は68で8アンダーの8位。

 大会はアジア太平洋地域の将来有望なアマチュアゴルファーの育成を目的に2009年に第1回を迎え、10、11年に松山英樹が優勝。18年は金谷拓実、21年は中島啓太が制し、翌年のマスターズに出場した。

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