
6番、ティーショットを放つ木戸愛(カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス 最終日(23日、愛媛・エリエールGC=6595ヤード、パー71)
首位と2打差の2位で出た木戸愛(日本ケアサプライ)が2バーディー、1ダブルボギーの71と伸ばせず、通算9アンダーの4位で終えた。
最終組で出た木戸は前半の2番でバーディーを奪い、4番でボギーを打った呉佳晏(ウ・チャイェン、台湾)に一時並んだ。だが、9番パー5で第2打を右バンカーにいれ、4打目がグリーン奥に打ち込むなどダブルボギー。優勝争いから後退した。木戸は「(9番は)ミスが続いた。自分自身の状態も良かっただけに悔しい」と肩を落とした。
初優勝した12年7月のサマンサタバサレディース以来、13年124日ぶりのツアー史上最長ブランク優勝はならず。今季は2位が2回と逃してきた頂点にはまたも届かず、「優勝にはまだまだ足りないことが多い。オフに練習して、来年頑張りたい」と語った。
それでも、シード権を獲得した。「そこは素直にうれしい。よりいっそう頑張りたい気持ちが強くなった。オフは(師匠の)ジャンボさんのところで練習を頑張りたい。必ずいい報告ができるように頑張りたい」と来季を見据えた。

