
2番、ティーショットを放つ安田祐香(カメラ・竹松 明季)
◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 JLPGAツアー選手権リコー杯 第1日(27日、宮崎・宮崎CC=6543ヤード、パー72)
第1ラウンドが行われ、ツアー2勝の安田祐香(NEC)が4バーディー、2ボギーで2アンダーの70で回り、首位と3打差の8位で発進した。
3回目の出場となった安田は「割と好きなコース。ショットも良かったし、パターも読み切れた」。安田は前半の4番で5メートルを沈め、7番は残り177ヤードの第2打を5ユーティリティーで1・5メートルに寄せてバーディーを奪取。12番パー3は4メートル、13番は7メートルのロングパットをねじ込んで連続バーディーを奪った。
風が強くなった終盤は15番、18番でボギーをたたいたが、上位で初日を終えた。「難しいコースなので、バーディーを重ねていけて良かった。後半に風が強くなり、グリーン周りの芝が難しい中では良かったと思う」と自身に及第点を与えた。
今季は4月の富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで2勝目。その後は予選落ちは9回あり、メルセデス・ランク32位で最終戦を迎えた。23年は16位、昨年は9位と上位に入ってきた今大会。安田は「今年はアメリカの(ツアーを主戦場にプレーする)選手も多くてレベルもすごく高いので、いいプレーして私も上位にいきたい。4日間集中してやればチャンスはある、丁寧にゴルフをしたい」。メジャー初Vへ力を込めた

