石川遼「焦らずにできた」 ホスト大会5差32位スタート 日本ツアー通算300試合目


15番、セカンドショットを放つ石川遼。この日は3アンダー(カメラ・渡辺 了文)

15番、セカンドショットを放つ石川遼。この日は3アンダー(カメラ・渡辺 了文)

◆男子プロゴルフツアー カシオワールドオープン 第1日(27日、高知・Kochi黒潮CC=7375ヤード、パー72)

 ホスト大会で日本ツアー通算300試合目を迎えた石川遼(カシオ)は5バーディー、2ボギーの3アンダー69でトップと5打差の32位でスタートした。「多くの選手が伸ばしているなかで、ある程度は伸ばさないとスコア的には置いて行かれてしまうなとは思ったけど、焦らずにできた。明日もこういうゴルフがまずはできれば」と振り返った。

 前半10番パー5を2オン2パットのバーディーで出たが、なかなか流れをつかみきれない。12番で3パットのボギーを喫し、続く13番では2メートルのバーディーパットがカップに蹴られるなど、我慢の展開が続いた。15番で4メートルを沈めて伸ばすと、16番ではグリーン奥から寄せてパーをセーブし食らいついた。

 米ツアー予選会に挑戦するため、今大会が今季国内最終戦になる。カシオワールドオープンは過去14度の出場で2位3回を含むトップ10が7回。今年の最初の18ホールは「集中してできた。まずはチャンスをしっかり作っていけるようにしたい」。優勝争いに加わり、大会を盛り上げる。

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