新女王・佐久間朱莉「後半は別人のゴルフができた」 前半4ボギーから4バーディーで5差18位発進


2番、ティーショットを放つ佐久間朱莉(カメラ・竹松 明季)

2番、ティーショットを放つ佐久間朱莉(カメラ・竹松 明季)

◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 JLPGAツアー選手権リコー杯 第1日(27日、宮崎・宮崎CC=6543ヤード、パー72)

 前週に初の年間女王を決めた佐久間朱莉(大東建託)は4バーディー、4ボギーでイーブンパーの72で回り、トップと5打差の18位で発進した。

 最終組で出た前半は完全に出遅れた。佐久間は1番で3パットでスコアを落とし、2番、4番、5番と4ボギー。「ショットも今ひとつで、パットのタッチも合わなかった。今日はどこまで行っちゃうのかなと思っていた」と珍しく大きくスコアを落とした、新女王はただでは転ばなかった。

 9番パー5で第3打を1・5メートルに寄せ初バーディーを奪い、11番は7メートルをねじ込み、13番は1・5メートルにつけ、17番でもバーディーを決めてイープンパーに戻した。「前半とは別人のゴルフが後半はできた。修正できたのは良かったし、それが今季いい結果になっている原因だと思う」と自画自賛の修正力が光った。

 首位とは5打差で、残りはまだ3日ある。「出だしの3ホールは気をつけたい。いい滑り出しで迎えられたら」と2日目以降の挽回を見据えた。

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