
2オーバーで23位の金子(カメラ・渡辺 朋美)
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 25年シーズン最終戦 メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第1日(4日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)
賞金王に王手をかけるランク1位の金子駆大(こうた、23)=NTPホールディングス=が2オーバーの23位と出遅れた。2番で50センチに寄せてバーディーなど1つ伸ばしたが、風が強まった後半の10番でダブルボギー。ショットが乱れ、15番で3パットでボギーなど3つ落とした。「後半は流れに乗れないゴルフだった。前半は良かったけど、後半が少し悔やまれる。調子は悪くないけど、パットが決まらなかった」と唇をかんだ。
賞金ランク3位の蝉川、4位の大岩の首位との差は3200万円以上。2人が優勝しなければ、自身の成績にかかわらず賞金王が決まる有利な状況で迎えた初日は「緊張は全然なかった」と言うが、ほろ苦いスタートとなった。石川遼(18歳)、松山英樹(21歳)に次ぐ年少3位の23歳94日での戴冠に向け、首位と9打差で2日目に臨む。「今日かみ合わなかった部分を修正して、明日からも頑張りたい」と前を向いた。

