
18番ティーで笑顔を見せる片岡尚之(カメラ・今西 淳)
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 25年シーズン最終戦 メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第2日(5日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)
片岡尚之(フリー)が怒とうの4連続バーディーで沸かせた。10位から出て3番は1・5メートルに寄せ、4番は7メートル、5番は10メートルをねじ込み、今季平均パット2位(1・7046)を誇るパットの名手ぶりを発揮。7番は1メートルに乗せ、ショットもさえた。難関の18番でダブルボギーをたたいたが、6位に浮上。「もっと伸ばしたかったけど、いいショットも何回かあった。あとはパター次第」と残り2日間を見据えた。
10月の日本オープンで今季最大の7打差を逆転して優勝。同大会と日本シリーズJTカップの同一年メジャー2連勝なら、87年の青木功以来38年ぶり、史上5人目の快挙となる。「意識はしてないけど、出るからには1つでもいいスコアで上がりたい」。週末は妻・さくらさんと2月に誕生した長男・波瑠くんが来場予定。最終組で挑んだ最終日に伸ばせず2打差の2位に終わった昨年のリベンジを果たし、充実の一年を締める。

