【JTカップ】出場30選手が菅谷大介アナウンサー追悼の喪章をつけてプレー 「素晴らしい実況で支えて頂いた」


帽子に喪章を付けてプレーする選手たち(カメラ・今西     淳)

帽子に喪章を付けてプレーする選手たち(カメラ・今西 淳)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 25年シーズン最終戦 メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第3日(6日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)

 穏やかな冬晴れの下、今季最終戦のムービングサタデーの幕が開けた。出場30選手は帽子に喪章をつけてプレー中だ。

 中継局の日本テレビのアナウンサーだった菅谷大介さんが先月8日に、消化管からの出血のため53歳で死去したことを受けてのもの。

 菅谷さんは長年、ゴルフの実況を担当。22年1月にすい臓がんが判明し、復帰後も数々の名場面を伝えた。亡くなる6日前の先月2日に国内男子ツアー、フォーティネットプレーヤーズカップ最終日の実況を務め、最後までアナウンサーとしての使命を全うした。

 ジャパンゴルフツアー選手会会長の谷原秀人(47)=国際スポーツ振興協会=らを中心に選手で話し合い、菅谷さんが実況を担当予定だった第3日に喪章をつけることを決めた。谷原選手会長は「今まで素晴らしい実況で、男子ゴルフを支えていただいた菅谷さんには感謝しかない」と思いを明かしていた。選手たちは、菅谷さんへの感謝の思いも込めて18ホールを回る。

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