
18番、バーディーパットを沈めガッツポーズする稲森佑貴
◆男子プロゴルフツアー▽東建ホームメイトカップ 最終日(12日、三重・東建多度CC名古屋=7090ヤード、パー71)
首位と5打差の14位で出た稲森佑貴(31)=国際スポーツ振興協会=は1イーグル、4バーディー、ボギーなしの65の猛チャージ。上がり2ホールで3つ伸ばし、通算9アンダーで並んだ石坂友宏(都築電気)とのプレーオフに持ち込んだが、2ホール目でボギーをたたき、23年ACNチャンピオンシップ以来のツアー通算6勝目はならなかった。
激闘を終えた稲森は「勝てなかったことは悔しい。最後の最後に甘さが出た」と唇をかんだ。だが、3日間(10日は悪天候で中止)を通しての戦いには「風が吹き荒れるこのコースは苦手だった。東建でプレーオフをできる年が来るなんて思っていなかった。自信がついた」と明るい表情で振り返った。
「日本一曲がらない男」の異名を持つ31歳は昨季、24年まで9季続いていたフェアウェーキープ率1位の座から陥落(2位)。オフは初心に返ることをテーマに、ひたすら基礎練習に取り組んだという。「シードを取りたてだった頃を思い出そうと。あの頃は自信に満ちあふれていた感じだった」と“原点回帰”の狙いを説明。「初日と今日に関してはイメージ通りに飛ばせていた」と手応えを口にした。

