
優勝スピーチをする岩田寛(カメラ・渡辺 朋美)
◆男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 最終日(7日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7464ヤード、パー71)
最終ラウンドが行われ、45歳ベテランの岩田寛(JCRファーマ)がメジャー2勝目を挙げた。3打差3位から逆転し、片岡尚之、コ・タイチ(香港)との3人によるプレーオフを1ホールで制して大会最年長優勝。ツアー通算8勝目となり、40代で6勝目をマークした。賞金3000万円を獲得した。
岩田は優勝会見で「うれしい。もっと飛ばしたいし、もっとうまくなりたい。結婚したい(笑い)」と冗談交じりに語り、周囲の爆笑を誘った。
◆岩田に聞く
―このコースで大会2勝目を挙げたのはツアー初。
「2回優勝した人がいないと初日に聞いた。その気持ち、分かる~と思った。つらいですもん。難しい」
―優勝した瞬間の気持ちは。
「やっと終わった~みたいな感じです。今は本当におなかがすいた。ラウンド中は食べないので。食べたいのは、しょうが焼きです」
―4番のボギーで首位と最大6打差。その後、同組の片岡尚之と出利葉太一郎らが失速していった。
「2人をめちゃ応援してた。ナオ(片岡)が8番でOBを打った時は『助かれ!』と思ってたし、出利葉くんが9番でセカンドを池に入れちゃって、とりあえず応援してた」
―後半で気持ちの変化は。
「前半は本当にひどくて、結果ばっかり考えちゃってミスばかりするんです。今に集中しよう、これ以上ボギー打ちたくない…と思ってたら、上位が崩れてきて、12番のセカンドで後悔してることがあったので、13番からそうならないように回ってた」
―POでウィニングパットを決めてガッツポーズを見せた。
「これ、入ったら(ガッツポーズが)出ちゃいそう…と思ってた。やりたくなかったです。あの写真、載せてほしくない(笑い)」
―40代で6勝目を挙げた。
「藤田(寛之)さん、ジャンボ(尾崎将司)さん、海外ではB・J・シンさん。40代になってからいっぱい勝っている人もいるので、まだまだかなと思う」
―45歳を迎え、日常生活で心がけていることは。
「いっぱいあります。お菓子が大好きだけど、食べないようにするとか。(お菓子は)永遠に食べられるので、なるべく減らしてます。本当は毎日ラーメンを食べたい。今は多くて週1回かな。油ものや揚げ物をあまり取らないように、できる範囲でやってます。コロナ中から気をつけるようになった」
―筋トレは。
「筋トレもしてます。重いものばかりではなく、パワーやスピード上げる、ケガしないためのTRなどやってます」
―昨年12月に死去したジャンボ尾崎さんとの思い出は。
「いっぱいある。アプローチをしていたら『お前、女の子みたいな打ち方してんな』と言われた。褒められたのは、ジャンボさんと回ってた時に紫色のスパイクを履いていたら『お前、いい靴履いてるじゃないか』と言われました。カリスマです」
―この優勝で、50歳を迎える2031年まで5年シードを得た。
「もっと飛ばしたいし、もっとうまくなりたい。結婚したい(笑い)」
―日本開催の米ツアー、ベイカレント・クラシック・レクサスの出場権を得た。
「PGAツアーが日本でやる試合。日本選手も(優勝の)ワンチャンス、あると思う。久々に会える日本選手もいるので、楽しみです」

