
16歳の加藤金次郎は54歳上の倉本昌弘と予選ラウンドで同組(カメラ・高木 恵)
◆男子プロゴルフツアー プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品 プロアマ戦(1日、栃木・西那須野CC=7036ヤード、パー72)
2週前の下部ACNツアー「アイゴルフシェイパー・チャレンジ」を16歳44日の同ツアー最年少記録で優勝した加藤金次郎(フリー)は70歳の永久シード保持者、倉本昌弘(フリー)と予選ラウンドを同組でプレーする。2人の年齢差は54歳239日差。2006年マンシングウェアオープンKSBカップの伊藤涼太(当時16歳)と杉原輝雄(同69歳)の53歳19日差を塗り替えるツアー史上最大差ラウンドが実現する。
国内男子ツアー30勝の倉本は、6月29日の理事会後に加藤との同組を熱望していた。そのことをネットニュースで知っていたという加藤は「光栄なこと。永久シードを持っている倉本さんとラウンドできることはすごく楽しみ」。開幕を翌日に控えた会場で目を輝かせた。ペアリングが決まった30日には、コースで「木曜からよろしくね」と声をかけられ、健闘を誓い合った。
加藤が生まれたのは2010年5月。倉本がレギュラーツアーで最後に優勝を果たしたのは03年9月のアコムインターナショナルだった。生まれてさえいない。「申し訳ないですけど、(試合での)プレーはあまり見たことがなくて…」というのも当然だ。小学生の頃から交流があり、オフにラウンドをしたことはある。「日本のスターというか、昔から世界で活躍されている選手だなということしか逆に分からないというか。なのですごく楽しみ。試合でどういうゴルフをされるのかなとか。しっかり吸収したい」。大先輩のプレーから学び尽くす。
大会は初出場で、練習ラウンドは2回済ませた。コースの印象は「池が絡んでいるホールが多かったり、グリーンの傾斜も強くて戦略性が高い」と口にした。注目のラウンドは2日に幕を開ける。「自分のプレーをしっかりして、それにスコアがついてくるような1週間にしたい。4日間楽しく自分が納得するプレーができればいい」と意気込みを語った。

