【女子ゴルフ】桑木志帆「プレッシャーに勝つ」樋口久子以来49年ぶりの海外メジャー制覇→凱旋試合Vへ


プロアマ戦でショットを放つ桑木志帆(カメラ・今西 淳)

プロアマ戦でショットを放つ桑木志帆(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー NEC軽井沢72 プロアマ戦(13日、長野・軽井沢72G北C=6590ヤード、パー72)

 女子プロゴルフツアーのNEC軽井沢72は、14日から3日間、長野・軽井沢72G北C(6590ヤード、パー72)で行われる。2週前のAIG全英女子オープンで日本女子7人目の海外メジャー制覇を飾った桑木志帆(23)=大和ハウス工業=は13日、凱旋大会に向けてプロアマ戦で最終調整。77年の樋口久子(80)=日本女子プロゴルフ協会元会長=以来49年ぶりとなる、海外メジャー後の国内ツアー初戦Vを目指す。

 大雨が降る軽井沢で、桑木が祝福の嵐を浴びた。全英女子で優勝後、4週間ぶりに国内ツアーに出場。日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長から花束を手渡され「みんなに『おめでとう』と言われてうれしい」。インスタグラムのフォロワーは3万7000人から5万3000人に急増し「海外の人からコメントが来たり、けっこう反響があるんだなと思った」とかみしめた。

 英国から帰国した4日から2日間、大ファンの女性ラッパー「LANA」のライブを堪能。楽屋で2ショット写真を撮るなど交流した。「うれしすぎて何を話したか全然覚えてない。LANAちゃんは『刺激をもらった。お互いに頑張ろう』と言ってくれた」と“推し”からパワーをもらった。

 前週の北海道meijiカップは出場せず、故郷の岡山に3日間帰省。美容院やまつげエクステ店に行ってリフレッシュし、両親におそろいのバッグをプレゼントした。号外の配布や県庁で懸垂幕が掲出され、岡山市の市民スポーツ栄誉賞の受賞が決定。地元や都内で買い物中に「おめでとう」と声をかけられることもあり、フィーバーぶりを実感した。

 日本女子が海外メジャー制覇後の国内ツアー初戦で優勝すれば、77年6月に全米女子プロ選手権を制覇後、翌月の日本女子プロ選手権を制した樋口久子以来、49年ぶりとなる。この日、プロアマ戦に参加した樋口は「素晴らしい。大舞台でも物おじせず、ティーショットが安定していた。来年は海外でも活躍できる」と太鼓判。レジェンド絶賛の心技体を武器に、快挙達成を目指す。

 帰国後の5日に日本記者クラブの会見で色紙に「輝」と信条を揮毫(きごう)。メジャー覇者として凱旋し、今季3勝目、通算6勝目を狙う桑木は「プレッシャーを感じているけど、気負わずにやりたい。予選通過は必ずしたい。プレッシャーに勝つことが大事」。重圧を恐れず、日本のファンの前で輝きを放つ。(星野 浩司)

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