
池田勇太 (カメラ・豊田 秀一)
◆男子プロゴルフツアー ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント2026 第3日(7日、兵庫・三木GC=7004ヤード、パー71)
ツアー通算21勝の池田勇太(40)=フリー=が28位から5バーディー、ボギーなしでこの日のベストスコア66をマークし、通算10アンダーでトップと2打差の4位に急浮上した。2019年ミズノオープン以来となる7年ぶりの優勝を手にし、最終戦の日本シリーズJTカップ(12月3~6日、東京よみうりCC=報知新聞社主催)へ返り咲く。8位で出た吉田泰基(28)=東広野GC=が67で回り、12アンダーの単独首位に立ち、ツアー初優勝に王手をかけた。
経験値を存分に発揮した。池田がボギーなしで一気に優勝争いに割って入った。「無理はできない。自分との駆け引きをうまくできた。危なげないゴルフができている」。ラフが深くグリーンも速いセッティングに、この日は冷たい風が加わった。1番、3番と難しいライからのアプローチを強いられたが、2メートル前後に運び、パーで切り抜けた。
2022年に発症した顎(がく)偏位症の影響で、シード落ちも経験した。今季はここまで、トップ10入りが3回。実戦での試行錯誤を重ねてきた。「40歳はもう超えたけど、いまだに成長っていうのはいくらでもできると思っている。自分を突き詰めていかないと」。伸びしろを感じながら、40代を生きている。
前身大会のダイヤモンドカップを18年に制している。トップとの差は2打。「出るからにはもちろん優勝することを目指してやっている。それ以外の何物でもない」と言い切った。現在のポイントランキングは31位で、シーズンの優勝者ら30人で競う最終戦の日本シリーズJTカップが見える位置にいる。「勝ってJTに行くっていうのが一番いい」。勝利を携え、4年ぶりの東京よみうりCCに立つ。(高木 恵)

