松森の初Vに師匠の祖父「いい試合を見せてもらって感動した」


 ◆女子プロゴルフツアー 富士通レディース最終日(16日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C、6635ヤード=パー72)

 3位から出たプロ4年目の松森彩夏(22)=スターツ=が、5バーディー、1ボギーの68で回り、通算12アンダーで悲願の初優勝を飾った。

 4歳の松森にゴルフを教えた祖父の堤亘正(つつみ・のぶまさ)さん(79)は「いい試合を見せてもらって感動した」と目尻を下げた。松森も優勝会見で「おじいちゃんの前で優勝を見せるのがひとつの夢」と語った。都内のゴルフ練習場で支配人を務めていた堤さんは、72歳でエージシュートを達成した腕前を持つ。「集中すると顔がきつくなるので『笑顔を絶やすなよ』といつも言うんです」。この日のプレーを「地に足が着く域に達したと思う」と称賛する一方で「まだ笑顔は足らないねぇ」とダメ出しもした。

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