
宮里優作
◆男子プロゴルフツアー三井住友VISA太平洋マスターズ最終日(13日、静岡・太平洋C御殿場C、7246ヤード=パー72)
松山の圧倒的な強さに、他の選手たちは白旗を揚げるしかなかった。
決勝ラウンド2日間を松山と最終組で回った2位の宋は「ヒデキと優勝争いができてうれしいし、学べたことが良かった。集中力とコース攻略がすごい」と評価。16アンダーでも勝てなかっただけに「ヒデキにはいつも米国にいてほしい」とジョークを飛ばした。
東北福祉大の先輩で5位に入った宮里も「1人だけ異次元」と脱帽。松山のプレーや練習を見て「自分の目標を明確にしてやるべきことをやれている。そこがすごい」と語り、選手会長としては「世界基準が分かったので、(日本の)トップ選手がもっと高いところに基準を置いて練習する必要がある」と語った。
東北福祉大3年でローアマを獲得した比嘉は、松山と予選ラウンドを同組で回った。「全部が高いレベルで仕上がっている。早く追いつきたい」と世界レベルを体感していた。