松山、プレーオフ制し大会連覇!米ツアー通算4勝目


 ◆米男子プロゴルフツアー フェニックス・オープン最終日(5日、米アリゾナ州TPCスコッツデール)

 松山英樹(24)=LEXUS=がシンプソン(米国)とのプレーオフを4ホール目で制し、大会連覇を果たした。

 米ツアーでの4勝目は2003年までに3勝を挙げた丸山茂樹を上回り、日本勢最多。昨年10月末のHSBCチャンピオンズ以来となる今季2勝目で、日本勢の1シーズン複数勝利も初となる。

 松山は最終ラウンド、1イーグル3バーディーでスコアを5つのばし、通算17アンダーでホールアウト。この日ベストスコアの7アンダー64で急浮上したウェブ・シンプソン(米国)とプレーオフに突入した。

 18番で1ホール目はいずれもパー。再び18番での2ホール目もパーで並び決着はつかず。3ホール目は17番に舞台を移したが、またもやパー。4ホール目の17番でようやく勝負が決した。

 332ヤードと短いパー4で花道にティーショットを放った松山は、第2打のアプローチでピンまで2メートルのバーディーチャンス。ウェブがバーディーパットを外したのに対し、松山はきっちり決めてガッツポーズ。昨年の優勝に続き、プレーオフを制しての連覇となった。

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