池田勇太、新ドライバーに手応え 恒例の水切りショットも披露


 昨季の日本ツアー賞金王・池田勇太(31)=フリー=がマスターズ公式練習日の3日、世界ランク3位のジェーソン・デー(29)=豪州=、88年大会王者のサンディ・ライル(59)=英国=と同組で10番からの9ホールを回った。世界屈指の飛ばし屋デーに食らいつくなど、投入予定のテーラーメイド社の新ドライバー「M1」に手応えをつかんだ。

 午後からの雷雨予報を受け、午前8時に第1組でスタート。530ヤードの15番パー5で見せ場を作った。ドライバーで追い風に乗せて360ヤードのビッグドライブ。残り172ヤードのフェアウェーからの第2打を8アイアンでピン右10メートルへ。イーグルパットをねじ込み、歓声を受けて上半身を揺らしておどけてみせた。続く16番パー3では観客のリクエストに応えて、恒例の水切りショットも披露して喝采を浴びた。

 海外メジャー2勝のデーとは、ともに出場した11年大会の思い出などを談笑する場面も。池田は「すごいナイスガイ。初めて回ったけど、いい経験になった」と刺激を受けていた。

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