松山&谷原組3差11位発進…松山パット好調先輩救った


 ◆米男子プロゴルフツアー チューリッヒ・クラシック第1日(27日・米ルイジアナ州TPCルイジアナ)

 1つのボールを交互に打つフォアサムで行われ、世界ランク4位の松山英樹(25)=LEXUS=と同50位の谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=組は5バーディー、2ボギーの69で首位と3打差の11位で発進した。パターを変更して臨んだ松山が東北福祉大の先輩を救うプレーを連発。ジョーダン・スピース、ライアン・パーマー組、カイル・スタンリー(いずれも米国)、ライアン・ラッフェルズ(オーストラリア)組が66で首位。

 18番で2メートル半、5番では3メートルのバーディーパットを決めた松山が「パットが良かった」と言えば、ショットが安定しなかった谷原は「英樹はショットもパットも良かったので(スコアは)安泰だな」と信頼を寄せた。松山は昨年11月に石川遼(25)=カシオ=と出場したW杯で経験したフォアサムで「あまりにも遼に口出しをしていた」と反省。互いに自信のある場面では相手の意見に頼らず好発進につなげた。

 ◆チューリッヒ・クラシック 1938年から始まり、今年からダブルスによる団体戦に変更。2人1組で争い、初日と3日目は1つのボールを交互に打つフォアサム。2日目と最終日は各自のボールをプレーし、いい方のスコアを記録するフォアボールを採用。80組のうち予選ラウンド2日間の35位までが決勝ラウンドに進む。

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