松山英樹、120位から20位に急浮上「4日間できて良かった。めちゃうれしい」


 ◆米男子プロゴルフツアー AT&Tバイロン・ネルソン第2日(18日、米テキサス州トリニティフォレストGC)

 120位から出た松山英樹(26)=LEXUS=が8バーディー、ボギーなしの63をマークし、通算7アンダーで首位と8打差の20位に急浮上した。小平智(28)=Admiral=は2オーバーで前週に続いて予選落ち。マーク・リーシュマン(オーストラリア)が15アンダーで首位を守った。

 松山が崖っぷちから急浮上した。序盤は予選落ちの危機だったが、後半は上がりの3連続を含む5バーディーで30の猛チャージ。起死回生の予選通過に「4日間できて良かった。めちゃうれしい」と表情を崩した。不振だったパットの転機は9番。下り8メートルを絶妙のタッチで沈めると一気に上向いた。10番で10メートル、16番で11メートル、17番は13メートルのバーディーパットを次々に決めた。

 18番も3メートルにつけるショットでバーディーを奪い「あれは良かった」と満足げ。出遅れた初日のラウンド後、気温35度の暑さの中で2時間も練習した。「いい時の動画を見て、ズレているところを直した。転がりが良くなると(パットの)ラインもうまく読めた。しっかり伸ばせばチャンスはある」。8打差あるトップの背中も視界に入れた。

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