◆米男子プロゴルフプレーオフ第2戦 デルテクノロジーズ選手権(1日・米マサチューセッツ州TPCボストン・パー71)
小平智は72と伸びず、通算6オーバーで予選落ち。ポイントランク上位70人が出場権を持つプレーオフ第3戦には進めなかった。63をマークしたウェブ・シンプソン(米国)が通算11アンダーでトップに立った。
小平の米ツアー初年度が終わりを告げた。予選落ちに終わったが「パターの感覚が良くなって、久々に楽しいラウンドだった」と、すがすがしい表情で振り返った。
スポット参戦で出場した4月のRBCヘリテージで初優勝。日本人では青木功、丸山茂樹、今田竜二、松山英樹に続く5人目の快挙を達成し、今季の出場権を手にした。そのまま米ツアーに本格参戦。日本とは違う芝、長距離移動、長いコースなどに戸惑うことも多かったが、憧れの大舞台で貴重な経験を積んだ。「米ツアーで戦った5か月は苦しかった分、長かった。でも最後はいい感触だったので、来季につなげたい」。次なる目標は日本男子が誰も成し得ていないメジャー制覇だ。