香妻琴乃
◆女子プロゴルフツアー ゴルフ５レディス最終日（２日、岐阜・ゴルフ５Ｃみずなみ＝６５４５ヤード、パー７２）
美人プロの香妻琴乃（２６）＝サマンサタバサ＝が６バーディー、ボギーなしでこの日ベストスコア＆今季自己最高の６６で、通算８アンダーとして１０位で終えた。９番で残り１３６ヤードを９アイアンで３０センチにつけるなど「アイアンショットが打ちたい方向に飛んでくれた」と笑顔で振り返った。
前週の男子ツアーでは、横峯さくらの父・良郎氏が主宰する「めだかクラブ」で小さい頃から一緒に腕を磨いた出水田大二郎（２５）が初優勝した。同学年の親友プロの活躍に「小学校も一緒のクラスで、中学も同じ。本当にうれしかった」と香妻。同クラブの仲間によるグループＬＩＮＥで「おめでとう。年末にパーティーしよう」と祝福すると「何でもごちそうするよ」と太っ腹な返信があったという。
自身は６月末から５戦連続の予選落ちを経験したが、２週前のＣＡＴレディースで今季自己最高の６位に入るなど上り調子だ。次週のメジャー、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯（富山・小杉ＣＣ）に向けては、３日から練習ラウンドをする予定。「私にもチャンスがあるかなと思います」と、初優勝へ弾みをつける最終日となった。