松山英樹、67で25位に浮上


松山英樹

松山英樹

 ◆米男子プロゴルフツアー プレーオフ第2戦、デルテクノロジーズ選手権第3日 (2日、米マサチューセッツ州ノートンのTPCボストン=パー71)

 第3ラウンドが行われ、34位で出た松山英樹(26)=LEXUS=は1イーグル、6バーディー、4ボギーの67と伸ばし、通算6アンダーの207で25位に浮上。首位とは7打差になった。

 トップはアブラハム・アンサー(メキシコ)が65をマークし、通算13アンダー。1打差の2位にプレーオフ初戦を制したブライソン・デシャンボー(米国)とティレル・ハットン(英国)がつけた。タイガー・ウッズ(米国)は68の7アンダーで16位。

 松山は前日まで苦しんでいたドライバーショットが復調し、順位を着実に上げた。最終ラウンドへ「いいショットが増えた分、最終日につながると思う」と納得の表情だった。

 2番(パー5)で約15ヤードの第3打をカップインさせてイーグル。観客を沸かせた。その後、5番で「めったに入らない」という20メートル近いバーディーパットを沈めるなど3連続バーディー。4ホールで5打伸ばした。

 「大きなミスは1回だけ」と、12番(パー4)でドライバーショットを左に曲げてボギー。寄せのミスなどもあり、出入りの激しいプレーとなったが、後半をパープレーで収めた。「前半の貯金が生きた」と、さらなる浮上を狙う。

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