首位をキープした申ジエ
◆女子プロゴルフツアーメジャー第２戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第３日（８日、富山・小杉ＣＣ＝６６０５ヤード、パー７２）
雨の中、競技が終了した。首位から出た申ジエ（韓国）が５バーディー、２ボギー、１ダブルボギー、７１で回り、通算１２アンダーで２位に３打差をつけて完全優勝に王手を掛けた。
３打差の９アンダー２位に、６８と伸ばしたジョン・ジェウン（韓国）が追う。北海道・北広島市出身の小祝さくら、１２年大会覇者で６年ぶりメジャー２勝目を狙う有村智恵、ツアー初勝利を狙う岩橋里衣、ベテランの大山志保、１５年大会女王のテレサ・ルー（台湾）の５人が６アンダー３位に並んだ。苫小牧市出身の菊地絵理香、今季１勝の福田真未、賞金ランク２位のアン・ソンジュ（韓国）が５アンダーの８位とした。
賞金ランク首位の鈴木愛は８番パー５でトリプルボギーをたたくなど、７５と崩れイーブンパーで３１位に後退した。
申（５月のワールドレディスサロンパスカップに続くメジャー連勝目前。勝てば賞金ランク３位から首位に浮上する可能性も）「賞金女王に飛躍するために大事な試合になる。残り１８ホールあるので、最後まで集中しないとダメ」
ジョン（ベストスコア６８で２位）「優勝とは関係ないと思っていたが、終わってみたら３打差なので明日頑張れば優勝できるのかなと思う。精いっぱい頑張ります」
大山（申、ルーの実力者との最終組で７２）「２人とも尊敬している選手。雨の中、良いゴルフができた。納得のパープレー」
小祝（７２で３位。１５番は第２打をＯＢでダブルボギー、１８番は第２打を池に入れてボギー）「大変な一日でした。雨が強くて、いつも以上に（距離が）残って難しかった」