◆男子プロゴルフツアーメジャー第3戦 日本オープン第2日(12日、横浜CC=7257ヤード、パー71)
11位から出た2013年の海外メジャー・マスターズ覇者、アダム・スコット(38)=オーストラリア=は1イーグル、1バーディー、5ボギー、1ダブルボギー、75とスコアを落とし、通算イーブンパーで午前組終了時点で40位に後退した。
前半13番で第2打のアイアンショットを池に入れて4オン2パットのダブルボギーをたたいたが、直後の14番パー5で元世界ランク1位の技を見せた。残り195ヤードの第2打を6アイアンでピン10センチに運ぶスーパーショットで盛り上げ、「パー5のチャンスを最大限に生かす必要があった」とうなずいた。その後、後半にスコアを2つ落とした。
スコットは「ドライバーの調子があまり良くない中、ピンポジションが難しく、風の強いコンディションは大変だった。もっと悪い結果になっていた可能性もあるが、よく残ったところ」と、冷静に振り返った。現時点で首位と7打差となっており「内容が悪かった中で、この差は悪くない。これ以上、差が開かなければ週末はチャンスがある。素晴らしいプレーを見せられるようにしたい」と気持ちを切り替えた。