今平周吾、来年は新妻と力を合わせ連続賞金王だ…報知プロスポーツ大賞


2日、婚約者の若松菜々恵さん(左)と賞金王のボードを持つ今平周吾

2日、婚約者の若松菜々恵さん(左)と賞金王のボードを持つ今平周吾

 ◆2018報知プロスポーツ大賞・大賞 今平周吾(ゴルフ)

 報知新聞社制定「2018報知プロスポーツ大賞」の受賞者が17日、決定。今平周吾(26)=フリー=ら5選手が大賞に輝いた。表彰式は今月下旬、都内で行われる。

 男子ゴルフでは、今季日本ツアー賞金王の今平が最多得票を集めた。初受賞を聞くと「うれしいですね」と目尻を下げた。身長165センチ。1973年のツアー制施行後では最も背の低い賞金王となった。クラブを少し短く持つ独特のスイングから、ツアー屈指の精度を誇るショットが武器だ。今季出場24戦で予選落ちは2戦のみ。14試合でトップ10入りと抜群の安定感が光った。

 9月のフジサンケイクラシックで賞金ランク首位に立つと、その後は10月のブリヂストンオープンで今季初優勝となる通算2勝目を挙げるなど、最終戦まで一度も首位を譲らず、1億3911万9332円を積み上げた。5月には、昨年5月の関西オープンで初優勝時にキャディーを務めた若松菜々恵さん(22)と婚約。公私ともに充実した1年を経て、来年は2年連続賞金王に挑む。(榎本 友一)

 ◆今平 周吾(いまひら・しゅうご)1992年10月2日、埼玉・入間市生まれ。26歳。9歳でゴルフを始め、2008年の日本ジュニアでは松山英樹との最終日最終組対決を制して優勝。高校を中退後、米IMGアカデミーで2年間武者修行。09年全米ジュニア8強。11年にプロ転向して14年に下部ツアー賞金王。ツアー通算2勝。165センチ、63キロ。家族は両親と姉。

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