ゴルフのアジアンツアーとの共同主管大会で、日本男子ツアーの開幕戦となるSMBCシンガポールオープンは17日から4日間、セントーサGC(7403ヤード、パー71)で行われる。
昨年10月のメジャー、日本オープン(横浜CC)でツアー初優勝を飾った稲森佑貴(24)=五洋ホールディングス=は16日、会場で調整した。前週、ハワイで行われた米ツアーのソニー・オープン(64位)を終えて、成田空港経由でシンガポール入りしたのは16日の午前1時すぎ。昼頃にコース入りし、ショット練習などで汗を流した。
合計で約17時間のフライトに「お尻が痛い」と稲森。「ぶっつけ本番になりそう」と苦笑いしながらも、昨年大会は12位と相性は悪くないため「まずはトップ10になるけど、勝つくらいの勢いを持って頑張りたい。(コースも)知っているので大丈夫」と言葉に力を込めた。
今季からは、貸倉庫事業と通関サービスをメインとする五洋ホールディングス社(本社・名古屋市)と所属契約を締結した。「ありがたいです。これからも頑張ろうという気持ちになります」と、意気込みを語った。