安田祐香、日本女子初のオーガスタに「信じられない」


オーガスタナショナルGCで練習ラウンドした安田祐香(カメラ・榎本 友一)

オーガスタナショナルGCで練習ラウンドした安田祐香(カメラ・榎本 友一)

 【オーガスタ(米ジョージア州)5日=榎本友一】女子ゴルフのオーガスタナショナル女子アマで、首位と3打差の通算2アンダー6位で最終ラウンド(6日)に進んだ安田祐香(18)=大手前大1年=は5日、世界一美しい超名門コースで歴史的な一歩を記した。

 男子のマスターズを毎年行うオーガスタナショナルGCは1932年の開場以来、女性に門戸を閉ざし、批判を受けて2012年に初の女性会員が誕生した。これまでプライベートで回った日本人女性はいるが、同コースでの公式戦に出場する日本女子では安田が初。「とてもきれいなコースで感動しました。花のいいにおいもして。信じられないです」と喜んだ。17年の日本女子アマを制した18歳は、12番と16番のパー3でピンに絡む好ショットも見せ「優勝を目指していますが、楽しんでできたら」と笑顔を見せた。

 ラウンド後は、マスターズに出場する日本勢4人と対面した。日本男子初のメジャーVを狙う松山英樹(27)=LEXUS=とは約6年ぶりの再会。握手を交わし、笑顔で記念写真に納まった。

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