国内開幕戦を欠場も、早期復帰を目指す石川遼
男子プロゴルフツアーの国内開幕戦、東建ホームメイトカップは１８日から４日間、三重・東建多度ＣＣ名古屋（７０８１ヤード、パー７１）で行われる。腰痛で欠場する石川遼（２７）＝カシオ＝は今季、１６年８月以来の優勝を目指す。
石川は腰痛のため、１６日の時点で国内開幕戦を欠場することが決まった。「２週間以内に完治できるよう（治療に）専念したい」とコメントを発表し、５月２日開幕の次戦・中日クラウンズに気持ちを切り替えた。
６年ぶりに国内ツアーを主戦場とした昨季は選手会長を務め、精力的に活動をこなした。試合でもたびたび上位争いに絡み、ファンを沸かせた。未勝利で賞金ランク２２位に終わったが、最終戦のメジャー・日本シリーズＪＴカップ（報知新聞社主催）ではプレーオフに進出し、２位と存在感を示した。
ドライバーを「ＥＰＩＣ ＦＬＡＳＨ サブゼロ」に、アイアンを「ＡＰＥＸ ＭＢ」に一新し、好感触を得ている。「今季の目標は日本一。たとえ、日本ツアーで賞金ランク１位になっても『別の選手の方がうまい』と言われたらダメ。（再び）世界に行くためには日本一にならなければならない」。会長２年目の今季にかける思いは熱く、強い。