40歳の実力派、韓国の李知姫が23勝目 20歳の吉本ひかる惜敗


優勝トロフィーを手に笑顔を見せる李知姫

優勝トロフィーを手に笑顔を見せる李知姫

 ◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス 最終日(21日、熊本空港CC=6428ヤード、パー72)

 首位と1打差の3位からスタートした韓国の李知姫(40)=フリー=が6バーディー、3ボギーの69で回り、通算8アンダーとして、17年の日本女子プロ選手権コニカミノルタ選手権以来、2年ぶりのツアー通算23勝目を挙げた。今大会は3勝目。18番パー5で3・5メートルのバーディーパットをねじ込み、勝負強さを発揮した。

 「黄金世代」と呼ばれる20歳の吉本ひかる(マイナビ)が1打差の2位と大健闘。自己最高順位をマークして、今季7戦目で早くも4度目のトップ10入りを果たした。念願の初優勝が待たれる若手注目株だ。

 2打差の3位は韓国の黄アルム(31)=フリー=。

 ハーフ終了時で首位に並んだ美人プロ原英莉花(20)=日本通運=は勝負所のサンデーバックナイン(最終日の後半)で苦戦した。11、12番で連続ボギー。さらに14番でダブルボギーをたたき、優勝争いから脱落。最終18番パー5ではイーグルを奪ったが、時すでに遅し。2打差の4位にとどまった。

 首位タイからスタートした大西葵(24)YKK AP=は2バーディー、4ボギー、2トリプルボギーの80と大たたきを喫し、42位に急落した。

 「セクシークイーン」と呼ばれる韓国のアン・シネ(28)=NOW ON=は2バーディー、4ボギー、2ダブルボギーの78と大苦戦し、通算9オーバーで、最下位の61位に終わった。第2日はピッタリとした黒いシャツに膝上25センチ(推定)の白い超ミニスカートでプレー。“ぎりぎりウェア”で奮闘し、カットラインぎりぎりの50位で今季2度目の予選通過。最終日は、シャツ、膝上22センチ(推定)の超ミニスカートともにショッキングピンクの鮮やかな色のウェアで登場。「裏街道」と言われる10番スタートにもかかわらず、集結した多くの男性ギャラリーにショックを与えたが、プレーでは精彩を欠いた。

最新のカテゴリー記事