佐渡山理莉が自身初の公式戦“ノーボギー”で66の2差3位と好発進「いいスタートが切れた」


66の6アンダーでトップと2打差3位と好発進した佐渡山理莉(WAAP提供)

66の6アンダーでトップと2打差3位と好発進した佐渡山理莉(WAAP提供)

 ◆女子ゴルフ アジア太平洋女子アマ選手権 第1日(25日、茨城・ザ・ロイヤルGC)

 今年のエビアン選手権とAIG全英女子オープンのメジャー2大会、来年のオーガスタナショナル女子アマの出場権をかけ、日本勢8人を含む80人が出場。第1組でスタートした、佐渡山理莉(18)=沖縄・名護高卒=が6バーディー、ボギーなしの66をマーク。6アンダーで首位と2打差で日本勢最高の3位と好発進を切った。「(大会で1番目にティーショットを放ち)緊張したけど、1番目はうれしかった。ボギーはなかったので、いいスタートが切れた」とうなずいた。

 7番パー3ではグリーン右手前バンカーからの15メートルをチップインバーディー。前半を4アンダートップタイで折り返した。後半も出だしの10番パー4でピン右手前5メートルを沈めるなど、この日はボギーを1つもたたかず終えた。「初めてかな」と公式戦では自身初のノーボギーに「焦るとスイングも速くなるので、ゆっくり歩くことを意識した。落ち着いてできた」と話した。

 22日は海外メジャー、全米女子オープンの出場権をかけ、日本地区予選会に出場し36ホールこなした。その後23日、24日も休まず、18ホールずつ練習ラウンドで調整した。「疲れは少しあるけど、私は練習しないとなので。ケアもしているから大丈夫」と笑った。

 昨年大会は悔しい予選落ち。決勝ラウンドは2位に入った、西村優菜(18)=大阪・大商大高卒=のキャディーを務め、優勝まであと1歩の勝負を目の当たりにした。「トップ選手のプレーを間近で見れた。今年はプレーヤーとしてあの場に立てたら」と力を込めた。

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