茨城ゴルフ倶楽部の名物の「のむヨーグルト」で英気を養い、２週連続優勝を狙う勝みなみ
女子プロゴルフの勝みなみ（２０）＝明治安田生命＝が６日、パナソニックレディースでの今季初優勝から一夜明け、取材に応じた。前日には雷雨による２時間２７分の中断を挟んだ影響で、優勝が決まったのは日没寸前の午後６時２３分。８時間超の長丁場を制し、宿泊する茨城のホテルに到着したのは午後１０時頃で、食事や入浴を済ませて就寝したのは午前０時頃だったという。この日は９日開幕の国内メジャー今季初戦・ワールドレディスサロンパスカップ（茨城ＧＣ東Ｃ、報知新聞社後援）に向けて、午前１０時２０分から同所で練習ラウンドを行う予定だったが「疲れがあるので寝られるだけ寝ました。７時間ぐらい寝られました」と午前１１時からの練習のみに変更して、疲労回復に努めた。
練習の合間や、取材を受けている間にも多くの関係者や選手から「おめでとう！」と声をかけられた勝だが、前日は夜遅かったこともありお祝いをしておらず、令和初代女王にも「実感はまだあまり湧かなくて…」という。「昨日は他の関係者の方も片付けとかがあって大変だったと思うので、感謝しています。中断もあったけど、プレーオフといい緊張感で回れていたので、良い感じに集中できて楽しくできました。まだ実感は湧いていないのは、次の週に向けて準備できている証拠かな」と周囲への感謝を忘れず、２週連続Ｖ、そして初のメジャータイトルへ意欲を見せた。
今大会は３年ぶりに茨城ＧＣの東コースで行われる。３年前は４４位に終わったが「風が吹いたら難しいし、グリーンも速い。ラフが長いイメージなので、明日の練習ラウンドで対処法を考えられたら」と本番までに万全の対策を練る。「楽しく笑顔でやれたら順位はついてくる」。今週も１００％の笑顔で勝ちにいく。