◆女子プロゴルフツアー ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ日(8日、茨城・茨城GC東C、6560ヤード=パー72)
日本女子プロゴルフ協会は会場内で記者会見を開き、今大会のセッティングなどについて発表した。この日、プロアマ戦で昨年大会覇者・申ジエ(31)=韓国=と同組で回った小林浩美会長(56)は「高い球をボンと打って、硬くて速いグリーンは技術の幅がないと勝てないコース。グリーンは仕上がっていますし、ラフも伸びています」とコースの仕上がりに感謝した。「令和元年最初のメジャー。すごく取りたいと思って居る選手は多いと思うので、期待しています」と白熱の大激戦を期待した。
前回、東コースで開催された2016年大会は全長6605ヤード、パー72だった。今大会は45ヤード減の6560ヤードで争われる。18番パー5は35ヤード短縮されて485ヤードとなった。会見に出席した中野晶・コースセッティング担当(56)は「見応えのあるように短くしました。前回は2オンを狙う選手が少なかったので」と意図を説明した。
グリーンの硬さを表すコンパクションは24で、速さを表すスティンプメーターは12~13フィートとなっている。中野氏は「グリーンのコンディションとしては、硬さも速さも限界値に近いところ。持ち球を考えて、飛距離を出す技術や硬いグリーンに対して高いスピンのかかった頭をどれだけ打てるか。高い球が必要なコース」と話した。
同じ東コース開催の2015年大会は通算12アンダー(田仁智)、16年は13アンダー(レキシー・トンプソン)が優勝スコアだった。今大会の優勝スコアについて、中野氏は「メジャーですから、優勝スコアは1ケタアンダーの通算8アンダーです」と予想した。