◇女子プロゴルフツアー ほけんの窓口レディース 最終日(19日、福岡CC和白C=6292ヤード、パー72)
最終組がハーフターン。プロ11年目で悲願の初優勝を狙う大城さつき(29)=フリー=と韓国の申ジエ(31)=スリーボンド=が通算9アンダーで首位に並んでいる。
首位と3打差の9位から出た美人プロ原英莉花(20)=日本通運=が11番まで4バーディー、ボギーなしと4つスコアを伸ばし、1打差3位と猛追。173センチ、58キロの恵まれた体格を生かし、平均飛距離ランクは10位(244・98ヤード)。尾崎将司(72)=I.S.T=のまな弟子でスケールの大きなゴルフが持ち味の新鋭が念願の初Vを目指して、勝負所のサンデーバックナイン(最終日の後半)に向かった。
今季2勝目を狙う勝みなみ(20)=明治安田生命=も10番を終え、1打差3位と好位置につける
金沢志奈(23)=レイクウッドコーポレーション=、韓国のイ・ミニョン(27)=Q CELLS=が2打差の5位。3打差の7位に上田桃子(32)=かんぽ生命=ら4人が追う。3打差以内に10人がひしめく大混戦となっている。
第2日に大会コース新記録の64の猛チャージで84位から9位まで巻き返した鈴木愛(25)=セールスフォース=は4打差の11位。大会3連覇は厳しい状況に追い込まれた。