“シブコ・フィーバー”続く 前半で首位に並び後半へ 観客は午前11時で7600人超え


2番ティーショットを放つ渋野日向子

2番ティーショットを放つ渋野日向子

 ◆女子プロゴルフツアー NEC軽井沢72第2日(17日、長野・軽井沢72G北C=6705ヤード、パー72)

 2週前のAIG全英女子オープンを制した渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が前半9ホールを4バーディー、2ボギーで回り、スコアを2つ伸ばして通算7アンダー。8人が並ぶ首位でハーフターンした。

 気温27・6度、晴天の下、多くのギャラリーが詰めかけた。午前11時時点では7600人を超えている。昨年2日目は6088人で、大幅な更新が確実となっている。渋野は2番パー5で、2メートルのバーディーを決めて伸ばした。3番パー3で6メートルから3パットのボギー。5番で第2打をピンそばにつけてバーディーを奪った。6番で第2打をグリーン左奥にこぼし、2メートルのパーパットを外してボギー。しかし、8番パー3で4メートルからバーディーを沈めると、9番パー5では第3打を1メートル半につけ連続バーディーで大歓声を浴びた。

 ハーフターン時には、練習グリーン脇で待ち構えた東京五輪ゴルフ日本代表女子コーチの服部道子氏(50)とあいさつを交わす場面もあった。取材に応じた服部コーチは渋野に「(全英)おめでとう。疲れていると思うけど休める時に休んで、疲れないように頑張ってね」と激励したことを明かした。期待することとして、「まずは体調面に気をつけて欲しい。時を重ねると立場も分かってくると思うので、いい状態を保った上でのモチベーションが大事になる」と話した。

 渋野と同組の原英莉花、前年覇者の黄アルム(韓国)、前週優勝のペ・ソンウ(韓国)、穴井詩、大西葵、浜田茉優、19歳のアマチュア・大田紗羅が7アンダーで首位に並んでいる。1打差の6アンダーで、勝みなみ、比嘉真美子らが追う混戦となっている。

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