渋野日向子、1打及ばず予選落ち 初日の2ペナ響く 首位は同じく黄金世代の田中瑞希


予選落ちした渋野日向子(Getty Images/JLPGA提供)

予選落ちした渋野日向子(Getty Images/JLPGA提供)

 ◇日本女子プロゴルフツアーアース・モンダミンカップ 第2日(26日、千葉・カメリアヒルズCC=6622ヤード、パー72)

 約4か月遅れの待望の開幕戦に出場144選手が72人ずつ午前午後に分かれてプレー。午後組の最終組がホールアウトした。

 昨年のAIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(21)=サントリー=は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74とスコアを落とし、通算2オーバーの71位で、通過ラインに1打及ばず、予選落ちした。第1日の5番パー5のグリーン上で同組競技者のライン上にあったためにずらしたマーカーを元に戻すことを忘れて2罰打を受けたことが結果的に大きく響いた。

 7位からスタートした田中瑞希(21)=フリー=が7バーディー、2ボギーの67で回り、通算9アンダーで首位に浮上した。1998年度生まれの「黄金世代」の一員の田中は、同世代で10人目の優勝を目指す。

 10番からスタートした昨季賞金女王の鈴木愛(26)=セールスフォース=は順調にスコアを伸ばし、一時は首位に立ったが、最終9番パー3で痛恨のトリプルボギーをたたき、3打差の2位。渡辺彩香(26)=大東建託=、韓国の李知姫(41)=アイザック=も3打差2位で追う。

 7位スタートの原英莉花(21)=日本通運=は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73とスコアを落とし、15位に後退した。

 期待のルーキー安田祐香(19)=NEC=は3バーディー、3ボギーの72で回り、通算1オーバーをキープし、82位から56位に浮上。予選通過を決めた。

 第2ラウンドを終了し、通算1オーバー、56位タイまでの選手が27、28日の決勝ラウンドに進出した。

最新のカテゴリー記事