渋野日向子に聞く…「試合をやっていないと鈍っちゃうなと思いました」一問一答


16番、バーディーパットが決まらず渋い表情の渋野日向子(Getty Images/JLPGA提供)

16番、バーディーパットが決まらず渋い表情の渋野日向子(Getty Images/JLPGA提供)

 ◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第2日(26日、千葉・カメリアヒルズCC=6622ヤード、パー72)

 59位から出た渋野日向子(21)=サントリー=は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74で通算2オーバー71位だった。カットラインにわずか1打及ばず、今季初戦でまさかの予選落ち。ショット、アプローチ、パットと全てに精彩を欠き「オフにやったことが、全て意味のないことだったと思うくらいの内容」と自分に厳しい言葉で振り返った。

 ◆しぶこに聞く

 ―練習と試合では感じが違ったか?

 「無観客は練習ラウンドのような感じも。でも、試合ということは頭に入っている。試合をやっていないと(感覚が)鈍っちゃうなと思いました」

 ―予選通過ラインを見ながらのプレー?

 「カットラインは全く意識せず、自分の世界に入っていた。スイングやアプローチのことを意識しなきゃいけないと考えていました」

 ―無観客で気持ちを奮い立たせるのは難しい?

 「バーディーはうれしかったのでキャディーさんと(両手を前に出すガッツポーズで)分かち合ったけど、ギャラリーさんがいる時の歓声はエネルギーになるんだなって」

 ―初日の後、青木コーチからは?

 「右のおなかをしっかり使ってもっと振り切るように、と言われた」

 ―プレー中の“もぐもぐタイム”は?

 「チョコレート、塩分チャージ、ウイダー(ゼリー)くらい。余裕はなかった」

 ―ラウンド後に涙を流したりは。

 「全く泣いてないです(笑い)」

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