◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第2日(26日、千葉・カメリアヒルズCC=6622ヤード、パー72)
59位から出た渋野日向子(21)=サントリー=は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74で通算2オーバー71位だった。カットラインにわずか1打及ばず、今季初戦でまさかの予選落ち。ショット、アプローチ、パットと全てに精彩を欠き「オフにやったことが、全て意味のないことだったと思うくらいの内容」と自分に厳しい言葉で振り返った。
◆しぶこに聞く
―練習と試合では感じが違ったか?
「無観客は練習ラウンドのような感じも。でも、試合ということは頭に入っている。試合をやっていないと(感覚が)鈍っちゃうなと思いました」
―予選通過ラインを見ながらのプレー?
「カットラインは全く意識せず、自分の世界に入っていた。スイングやアプローチのことを意識しなきゃいけないと考えていました」
―無観客で気持ちを奮い立たせるのは難しい?
「バーディーはうれしかったのでキャディーさんと(両手を前に出すガッツポーズで)分かち合ったけど、ギャラリーさんがいる時の歓声はエネルギーになるんだなって」
―初日の後、青木コーチからは?
「右のおなかをしっかり使ってもっと振り切るように、と言われた」
―プレー中の“もぐもぐタイム”は?
「チョコレート、塩分チャージ、ウイダー(ゼリー)くらい。余裕はなかった」
―ラウンド後に涙を流したりは。
「全く泣いてないです(笑い)」